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失われたオベリスク第二章「挑戦」(2017.9.2)

ブリタニアで最も有名なネズミ、シェリーが助けを求めていると聞き、
私は冒険者の皆様と共にブリテインへ向かいました。

 <イベント詳細はこちら> (UO出雲EMブログ)

 <バックストーリーの詳細はこちら>(広田剣facebook)
  「ウィスプの伝言」 「そことここの間に」 「ラーカー」
  「山の王」 「狂信者」

 <関連レポートはこちら>(当ブログ)
  第一章「異変」 第三章「追跡」



※画像が多いため、折りたたみます※
.
当時情報に疎かった私は、シェリーの話をよく把握できなかったのですが、
どうやら、ブリタニアに迫る脅威に対抗するために
「オベリスク」のパーツを揃えなければならないようです。

オベリスクとはすなわち、先日現れた謎のヒーラー・モルドラ氏の言っていた
「救世主を呼び込むための目印」のことなのでしょうか?
シェリーは彼女を強く敵視していたはずですが、聞いてみれば
「オベリスクはもともとはタイタンをブリタニアに侵入させるために
 カルトによって持ち込まれたものだけれど、
 ブリタニアに自然災害をもたらし、征服をもくろむタイタンを
 封じ込めることができるのもまたオベリスクしかない」
ということのようです。

スカラブレイの地割れや、ブリテイン郊外の大規模火災、
ミノック鉱山の落盤、そしてべスパーの浸水は、
モルドラ氏言うところの「救世主」、しかし我々にとっては「征服者」となる
「異世界(ペイガン)のタイタン」が引き起こしているということがわかりました。

冒険者の中にはすでに、そのパーツを得るための導き手となる
「異世界の魔術師・ミスラン」に会い、収集に着手した方もいるようですが
こちらの世界で入手可能な4種類のほかにもう一つ、
オベリスクの先端部分となる最重要パーツが必要であり、
それはペイガンの祖先、ジーランの英雄クーマッシュ・ゴーの墓所に
隠されているとのことです。

そこでシェリーが呼び出したのが、伝説の盗賊リカルド氏です。
複雑な地下墓地から、目的の宝を持ち帰れるのは彼しかいない、
「ブリタニアの最終兵器」とシェリーは全幅の信頼を置いています。




クーマッシュ・ゴーの墓地へ通じるゲートを開くには、
ブリタニアに落ち延びたジーランの末裔に伝わる
特殊なブラックロックが必要となるため、持ち主の元へ皆で向かいます。




ペイガン年代記を執筆した学者・ベンティック氏の甥で、
今ではここブリテインで商いをして暮らすベンジャミン氏は、
件のブラックロックは手元にあると不運ばかりが起こるために
手放したがっておりました。
快く…というより厄介払いをできるとばかりに喜んで、
彼はシェリーへその不吉なブラックロックを譲り渡しました。




ミスラン様から預かったスクロールと秘薬、そしてブラックロックを用い、
シェリーはさっそく儀式を始めます。
「VAS ORT GRAV POR」の呪文を唱えると、目的地へのゲートが開かれました。
飛び込んだ先、墓地へ繋がる薄暗い通路を皆で駆け抜けます。






ややあって開けた場所へ到達しましたが、その時、
漆黒の暗闇から何者かが近づいてくるのがわかりました。
それはゆっくりとゆっくりと我々に迫り…そして突如として襲かかってきたのです。




私は情けないことに、またしてもすぐに魂を手放す羽目となり、
成すすべなく霊体のまま呆然と、長く激しい戦いを見つめておりました。




ようやく爆風と稲光、そして剣戟の響きが収まり、辺りが落ち着き始めた頃、
不思議な光沢を持つローブを纏った人物が現れました。
彼がペイガンの世界の魔術師・我々の協力者でもあるミスラン様のようです。
ミスラン様のお話によれば、先ほど現れたのはブラックロックに封印されていた
古代の圧制者・女王モルディアの霊であったとのこと。
異世界のへ入り口を開く際に、封印が解け開放されてしまったのでした。




さて、ここから先はリカルド氏の出番です。
墓所への階段を下りる彼の背中を、成功を祈りつつ見送って、我々の任は終了です。




後日、私もオベリスクのパーツを4つ集めてミスラン様へ報告へ行ったところ、
緑色に輝く先端の宝石を受け取ることができました。
リカルド氏は首尾よく仕事をこなしたようです…!
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