プロフィールAlcion(アルシオン)
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出雲ニューマジンシア通信Ultima Online IZUMO - - - New Magincia Governor's BlogPAGE | 63 62 61 60 59 58 18 57 55 54 53 | ADMIN | WRITE 2015.08.09 Sun 10:06:09 不肖の弟子を連れ戻せ!(2015.7.28)トリンシックのシティヘラルド・スペンサー氏が冒険者の助力を求めているとの情報を得、私も何かのお役に立てればと訪ねてみました。 スペンサー氏の話によると、「Trinsic MODE Auction」の会場建設にあたっている大工にトラブルがあり、このままでは8/2の開催が危ぶまれる事態に陥りかねないとのこと。
またアーサー様は予算捻出に頭を悩ますあまり、少々危険な精神状態になっておりました… 資金援助のお手紙が傍にありましたが……ま、まあ何も言うまい; アーサー様のご心労を軽減するためにも、まずは会場の問題を解決しなければなりますまい。 オークションステージ建設現場のマーケットプレイスに向かい、大工の棟梁・ヨセフ氏に事情を伺ったところ、なんと彼の弟子3人が休暇を取ったきり戻ってこないそうです。 弟子達を探して連れ戻せば工事も進むということで、まずは一人目、ブリテイン観光へ出かけたアンディさんを探しに向かいました。 よく利用する図書館にリコールで飛び、外へ出て音楽堂の前にさしかかると、美しい歌声が聞こえてきました。 王立音楽学校の歌姫と称えられる、リーナ嬢の公演が行われていたようです。 彼女にアンディさんのことを尋ねると、次のことが分かりました。 「以前はよく演奏を聴きに来ていたけれど、他に愛する人がいるのに不実にもプロポーズをしてきたからビンタをしてしまった」 「彼の愛する人は、ブリティッシュ城のローザ姫」 ……大都市ブリテインでも浮名を流すプレイボーイなのでしょうか… ブリティッシュ城の中庭、噴水のほとりにローザ姫を見つけました。 アンディさんのことを伺うと… 「結婚を申し込まれたけど、彼には世を忍ぶ恋人がいるのだから当然お断りした」 「彼の恋人は、八徳神殿に仕えるカーラ神官様」 ……ちょっと見境が無さすぎるのではないでしょうか… ブリテインの神官ならばこちらでしょうか、と北東にある砂漠の中央、慈悲の神殿に行って見ましたが……あれ?誰の姿も見えません。 それでは別の神殿?と思い各地の八徳神殿(+α)へ飛びますが、どこにもいらっしゃらないようです。 ま、まさかフェルッカ?それともイルシェナー??……と、数か所めぐってみて、ふと我に返りました。 そんな危険な場所におられるはずがありません。 かすかな記憶を辿ると、ブリテイン市内に八徳を祭る場所があったような… 街へ戻り、落ち着いて探すことにしました。 そんな折、通りがかった劇場から盛大な拍手とアンコールの声が響いてきます。 そういえば、ヨセフ親方はアンディさんが「有名な舞台を見にいく」ために休暇を取ったのだと言っていました。 舞台女優・シーダ嬢に尋ねると案の定、アンディさんのことをご存知でした。 「以前よく来ていたが、結婚して欲しいなんて言うのでひどく振ってしまった」 「でも彼の本命は、王立音楽学校のリーナちゃん」 ……恋の遍歴の出発点はここだったようですね… 更に街中を散策し、ようやく見つけた「チャンバーオブバーチュー」、すなわち八徳神殿です。 白装束のカーラ神官にご挨拶し、アンディさんについてご存知ないか尋ねてみますと… 「毎日お祈りに来る感心な方だったが、プロポーズを断って以来姿を見ない」 「彼にはいつも公園で逢瀬を重ねる、想い人がいる」 ……こちらで誠実の徳について、もっと学べばよかったのに… 第2銀行近くの公園のベンチに、憔悴した顔でしきりに猫に話しかけるアンディさんの姿がありました。 ニーヤちゃんと呼ばれる猫は、逃げるほどではないものの、あまり彼に懐いていないようです。 恋に浮かれ、恋に破れて消沈していた彼ですが、ヨセフ親方の依頼で探しにきたことを伝えると、トリンシックへ戻り仕事一筋に働くことを約束してくれました。 自業自得の結果ではありましょうが、しかしこれまで女性達の話を聞いた限り、彼がもしただひとりだけに想いを捧げていれば恋は成就したのでは…と思えてなりません。 まあ…そうできないのも性格なのでしょうね; さて、二人目の弟子のボリスさんは、ユーに里帰りしたきり、実家の居心地がよいのか帰ってこないとのこと。 ユーの大工店を訪ねると、ボリスさんの父上がわき目も振らずお仕事中で、話しかけられる雰囲気ではありません。 指示に従いかんなを渡し、作業が仕上がると、ようやくこちらの質問に答えてくれました。 「息子は、恋人が病気だとかで、ハートウッドにいる」 ……エルフの恋人がいるのでしょうか? ハートウッドの一角に、必死な形相のボリスさんを見つけました。 その傍らにはか細い声で彼の名を呼び続ける「ツリーフェロー」…すなわち木人の姿が。 こちらのヴィリア、彼女(?)に横恋慕する黒妖精ミリアムに「立ち枯れの呪い」を掛けられ瀕死の状態に陥ってしまい、ボリスさんはとてもここを離れられないと言います。 ミリアムを説得して呪いを解かせるべく、側の光るゲートから妖精のテリトリーへ入ると、大樹のこちらとあちらに黒い妖精と白い妖精がおりました。 黒い妖精が件のミリアムですが、ヴィリアに執心するあまり嫉妬に狂い、破壊衝動に走った彼女に話が通ずるわけもありません。 一方白い妖精はマリエルと名乗り、手助けを申し出てくれました。 付近に落ちている「ソーサリアの活力」という栄養剤をヴィリアに与えれば、立ち枯れの呪いに打ち勝てるというのです。 ミリアムの妹であるマリエル、姉を心底慕っているようです。 妖精とは、情の深いものなのですね……ちょっとコワイ 「ソーサリアの活力」をボリスさんに渡すと彼は喜んで、ヴィリアが治り次第トリンシックへ戻ると約束してくれました。 恋多きアンディさんと対照的な一途なボリスさん、木質を見る目も確かだし、大工としてとても頼もしく感じました。 さて最後の三人目の弟子、チャックさんは無類の酒好きで、スカラブレイの酒を飲むことが休暇の理由だったそうです。 そこでスカラブレイの酒場にやってくると、海賊達が陽気に呑んで騒いでおり、とても賑やかです。 燃えるような赤髪の女頭領に話しかけると冷ややかな目で睨み返されたので、ワインを一本差し出して、チャックさんについての情報を尋ねます。 するとなんと博打の負けのカタに売り飛ばしたとのこと、慌てて消息を問い詰めると、トリンシックの大工と知った途端にキャプテン・スカーレットの声音が変わりました。 「ま、まずい…こ、このことはアーサー様…いやアーサーの野郎には絶対言うんじゃないよ!」 ……おやおや、アーサー様もすみに置けません。 キャプテン・スカーレットがチャックさんを売り飛ばした相手、マダム・オーガスタのニュジェルムの屋敷に移動してみると……そこは言葉に尽くしがたい異様な空間でした… マダムの部屋の片隅、下着一枚の放心したような空ろな目の青年がチャックさんのようです。 もう人格変わっているかも…と女海賊が言っていた意味がおぼろげに分かります… 正直恐ろしくて逃げたかったのですが;;ここで諦めてはアーサー様に申し訳が立ちません。 意を決してマダムに話しかけ、キャプテン・スカーレットの名を出すと、あっさりチャックさんの解放を承諾してもらえました。 ただ条件として「素敵なドレス」と「アクセサリー」を用意するよう言われたので、付近のショップで、最も豪華と思えるファンシードレス、そして金鎖のネックレスを買って戻ったところ、問題なくお気に召したようで胸をなでおろします。 チャックさんは「再調教」して、生まれ変わったように真面目にしてトリンシックに戻してくださるそうです。 どうするのかは深く考えないことにします…… お酒もほどほどなら心身ともによい効果があるのでしょうが、過ぎると身を滅ぼすということが怖いほど分かりました。 さて、どうにか3人のお弟子さんを見つけ、トリンシックに戻ってもらう目処が立ちました。 ヨセフ親方とスペンサー氏にその旨ご報告し、ミッション完了です! 悩んだ部分もありましたが、久しぶりに色々な場所を散策してとても楽しいひと時でした。 後日7/29、アーサー様から協力者へ、謝礼金(10万も!)と記念品の授与が行われました。 また8/2「Trinsic MODE Auction」は予定通り盛大に開催され、私も出品させていただきましたが、それについてはまた改めてご報告いたします。 . . CommentsComment Form |